Country | Japan |
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Year | 2021 |
Award | GRAND PRIZE |
Client | Imayo Tsukasa Sake Brewery Co. |
Affiliation | BULLET Inc. |
Designer | Aya Codama |
Description(English) | For the label design, we traced a part of the grain pattern from the cedar wood barrels. The label is made of a paper called Pachica, melts and turns translucent when heated in the debossing process. By applying two different levels of pressure, a sense of depth was achieved in the wood grain pattern. The pattern was decided to be white because it is meant to complement the sake in a graceful manner, rather than standing out on its own. The product name is also written on the edge of the label to give a subtle impression. We wanted to encourage the viewer to touch and feel the product rather than read and understand the information on it. |
Description(Native) | 酒蔵の社員が心を込めて製作した杉の木桶、その木目の一部をトレースして、ラベルデザインに使いました。ラベルは「パチカ(Pachica)」という特殊な紙で、型押し加工を行うと、熱で溶けて半透明になるという性質を持ちます。弱い押し加工と強い押し加工の二段階を使い分けることで、木目の表現に深みを出すことに成功しました。木目の色を白にした理由は、ラベルはあくまでも「主役の酒を上品に引き立てる存在」であり、目立ちすぎるべきではないという考えからでした。商品名も主張しすぎないよう、ラベルの端に配置しています。情報を読んで理解するのではなく「触って感じてほしい」と考えて生まれたデザインです。 この日本酒は、実際に手に入れて、飲んで体感してもらうことこそが重要です。大型木桶という日本酒文化を後世に残すことの重要性は、頭で考えるべきことではなく、体感して納得すべきことだからです。木桶仕込みのお酒はほんのりと黄色いことが特徴ですが、その色が木目の半透明の部分から透けて見える様子や、裏から酒越しに見るラベルにも面白さがあります。今回のラベルデザインには、触りたい・手に入れたいと思わせる魅力があり、多くの人々にこの日本酒を購入させるための効果がありました。様々なニュースサイト等で取り上げられ、一目で木目=木桶仕込みとわかるデザインアプローチは多くの人に驚きを与えました。 |
Website | bullet-inc.jp |
Positive Comments |
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